音楽はじめました

2020年からはじめたピアノのことや、その周辺で体験したこと思ったことなど

レッスン覚え書き 2021.11.21

演奏のレッスンとソルフェージュ


演奏は、細田守監督作「おおかみこどもの雨と雪」の中に使われている
「オヨステ・アイナ」(by高木正勝)。

高木正勝さんの曲って、
地球と呼応しているというか、自然の音と交わるというか、
独特な雰囲気があって好き。

この曲も弾いていると山の中、木々に囲まれているようなイメージが浮かんできて、
気持ちいい。

オヨステ・アイナって、アイヌ語かしら? どんな意味なんだろう?
と思い、調べてみたんだけれど、分からず。
高木さんの造語なのかな?


もともとソロピアノの曲ではないけれど、
YAMAHAがやってる楽譜サイト「ぷりんと楽譜」でピアノソロ用の楽譜を発見。
それを使って練習しています。


楽譜は音数も少なく、一見、簡単そうに見えるんだけど、なかなかどうして奥深い。

まず最初の壁は分散和音。平たく弾きたいのに強弱が出てしまう。
親指、親指、人差し指、中指、薬指、小指と、それぞれ長さが違うので、
指先で弾くとどうしても強弱が出ちゃうんですよね。

で、指の腹で弾くと平たく弾けるとアドバイスをもらってやってみると、
ホントだ! 平たく弾ける!


指の腹で弾くって、正しくない弾き方のような気がして抵抗感あったけど、
表現上、そういう弾き方のほうが良いってことがあるんだ。


清塚信也さんがYOUTUBEで、
「いろんな弾き方があるんだから、少し違った弾き方をしている子供に対して、
 間違っている!という指摘の仕方はよくない。
 その弾き方だって、何かの時には役立つかもしれない」
と言っていたことがあるんだけど、


実感を伴って納得した。


子供の頃は、ピアノを弾くときに「どう表現するか」なんて考えてなかったけど、
今は、どんな弾き方でどう表情をつけるのか、を考えることが楽しい。


あと、音が重なる場所、オクターブ飛ぶ場所が、
なかなか滑らかに弾けない。そこは、要練習。


この曲、弾いても気持ちいいし、
聴いてても気持ちいいから、
この曲でストリートピアノデビューしたいな。

そんなことを考えてます。

 

 

ちなみに、オヨステ・アイナはこんな曲。

 

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